2018年12月24日
Winter cup2回戦 VS昭和学院戦をもって、Red Falconsの2018年シーズンが終わりました。これまでにない程の多彩なディフェンスを準備して挑んだ大会でしたが、昭和学院の想像を超えるアジャスト力の前に敗退しました。
チームFacebookにも書きましたが、4Qに息を吹き返した時には「時すでに遅し」の感が否めず、20点の点差は私たちに重くのしかかりました。
日々の習慣が私たちを助け、そして牙を向いてきたのだと感じます。
練習が全て
その言葉通りだと感じました。
今の3年生は「期待された世代」として入学時からチームの看板を背負って戦ってきた子たちです。人一倍悔しさを味わい、人一倍勝つ喜びを知って、人一倍勝つことの苦しさを味わった7人でした。
全国ベスト8
大きな大きな目標で、大きな大きな壁でした。
それぞれが、入学時に比べると大きく成長してくれたと思います。
「あんなこともできるようになった」「こんなに逞しくなった」と感じる所が本当にたくさんありました。全国のレベルから見たら「そんなことぐらい」といったものですが、入学してきた頃のあの子たちを考えると本当に逞しくなったと感じます。
まだまだ、一緒にやっていたい
そう思うのですが、それも叶いません。
3年生の7人は、あのコートで全てを出し切ることができたでしょうか。
きっと悔しさが残る者もいたと思います。
しかし、時間は取り返せません。あの日の戦いをこれからの財産とし、あの日の時間にとらわれずに前に向かって進んで欲しいです。
いつものことながら
「もっとこうだったら」
「あの時にこうしておけば」
は、たくさん思い浮かんでは消えていきますが、その時にとった行動がその時の最善だったのだと信じて、次へ向かって進んで行くしかありません。
7人の卒業生は、大学でバスケットを続ける者、社会へ出て行く者、夢を追いかけて勉強に励む者とそれぞれの道を進むことになりますが、これまでの3年間で培ったものを糧にして一生懸命生きて行ってほしいと思います。
25日からは、さっそく新チームとして活動しました。
キャリアのない子たちばかりで、まずはゲーム感覚を取り戻すところから始まりますが、新チームには新チームなりのよい所がたくさんあります。
彼女たちの真面目さが新たなRed Falconsの歴史の1ページを綴ってくれると信じて、3年生の残してくれた財産を受け継いで新しい一歩を踏み出します。
毎年のことですが、新チームは
「他のチームの1ヶ月を1日でこなさなくてはいけない」
このテーマを例年乗り越えなくてはいけません。
12月24日に一つのチームが終わり、翌日から1月12日の新人戦に向けて新たなチームが進みだすのですから、2週間そこらで他のチームの2〜3ヶ月と肩を並べなければいけないのです。しかし、これは毎年のこと。今回だけの話ではありません。
今までやってこれたのだから、今年の新チームにやれないわけがない!
あの子たちの無限の可能性に夢と希望を持って、また1つのシーズンが始まります。
2018シーズン
各地で応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
2019シーズンもまた応援よろしくお願い申し上げます。