春の遠征を終えて

3月19日から春休みが始まり、毎年恒例の全関西大会に出場し、今年は初めて滋賀県の滋賀招待大会へ参加させていただきました。

全関西大会は、予想外の試合展開でまさかの結果に終わり、四国大会後に強化してきた内容を発揮できず消化不良の多い大会となりました。

聖カタリナ学園に全く歯が立たずに終わった四国大会後「個の力を磨く」ことをテーマに練習のほとんどを個人スキルや細かい分解練習に落とし込み、今年のスタイルである「ハーフコートパッシングオフェンス」へ少しではありましたが手応えを掴んで臨んだ大会だったため、選手もスタッフもダメージを相当受けて帰県しました。

そこから滋賀招待大会へ向けた1週間は、練習内容を大幅に変えるというよりも意識の面に焦点を当てて取り組みました。

「全国で勝つために、この練習への取り組み方で勝てるのか」

「練習で追い込めない者が試合で活躍できるのか」

「全関西で戦った強豪校のプレーはこんな生半可なものではなかったでしょう?」

と練習中に声をかけ続け、練習の質を上げていく事に集中しました。

毎日の練習の中で選手もスタッフも何気無く流してしまっていた詰めの甘い部分が試合になってしっぺ返しのようにチームを追い詰めていく感覚を試合中覚えました。Winter cupの時も感じた嫌な感じが再び現れてしまったのです。

毎日どれだけ試合を想定して、試合で感じた悔しさを思い出し自分やチームを追い込めるかが今年のチームの不沈を握っているように思います。

きっと先週1週間は、嫌な日の連続だっただろう・・・

しかし、1週間後の滋賀招待でまるで別人のようなプレーと結果を得ることができました。

全関西では1ピリしか戦えなかった四日市商業高校とも4ピリ最後まで戦いきることができました。今回とどかなかった2点は、またこれからの練習でいかに追い込むかにかかっていると思います。

高校生は、意識が変われば結果がガラリと変わってくるものなのだと再認識した大会でした。

北信越1位の津幡高校とも戦うことができ、滋賀招待大会では今後の成長に必要な課題を個人のスキル面でも、チームとしての戦術面でも、意識面でもたくさんもらって帰ってくることができました。

春休みの遠征はとりあえずひと段落です。

来週からは新入生も練習に参加し本当の意味での新チームが始まります。

まだまだ発展途上チーム。

期待値は無限大!

たくさんの遠征先でゲームをしていく中で自信を深め、まずはインターハイで結果を残せるようまた今日から頑張ります!

Go ! Red falcons !